入浴の仕方あれこれ ~半身浴と全身浴~

最近では一般的になった「半身浴」。「全身浴」とどっちが自分に合っているのか、考えたことがある方も多いのではないでしょうか?結論からいうと、すぐに疲れをとりたいなら全身浴、身体の負担を軽減して疲れをとりたい場合は半身浴とされています。

入浴には大きく3つの作用があるとされており、その作用によって身体の疲れが軽減されていきます。

温熱作用 (身体の芯まで温まり、老廃物や疲労物質の排出を促します)
水圧作用 (血液やリンパの流れを改善し、心肺の機能が高まります)
浮力作用 (体重は空気中に比べて約9分の1程度まで軽くなり、リラックス効果があります)

全身浴はこの3つの作用が働きやすいので、効率的に身体を温めることが出来るのです。対して半身浴はこのうち"浮力作用"が全身浴に比べて働かない分身体が温まるまで時間がかかりますが、その分身体への負担が少ないので、高齢の方や健康に不安のある方、妊娠中の方などにはオススメとなります。

無理のない入浴方法で毎日の疲れを残さないようにしましょう。