夏から秋への肌の変化に対応!乾燥が始まる季節の肌ケアと栄養
SKIN
GUARDING MOISTURE はじめに
秋の訪れとともに始まるのが、肌の乾燥です。空気が乾き始め、皮脂の分泌も落ち着いてくるこの時期、「顔だけでなく、手も、唇も、体もカサつく」と感じる方が増えてきます。夏のあいだは気にならなかった乾燥が、秋になると一気に前面に出てくるのです。
秋の乾燥ケアで大切なのは、「うるおいを与える」ことと同じくらい、「うるおいを逃がさない」こと。肌には、もともと水分を守るためのバリア機能が備わっていますが、環境の変化や夏のダメージによって、その働きが揺らぎやすくなることがあります。だからこそ、バリア機能を守る視点でケアを組み立てることが、乾燥が本格化する秋冬を健やかに過ごすカギになります。
この記事では、肌のバリア機能のしくみ、うるおいを守る保湿の実践ポイント、見落としがちな部位のケア、そして肌の土台を内側から支える栄養補給としてのプラセンタについてご紹介します。乾燥の季節を、健やかな肌で過ごすヒントにしてみてください。

CHAPTER 01 — THE SKIN BARRIER うるおいを守る「バリア機能」とは?
秋の乾燥対策を考えるうえで、まず知っておきたいのが「バリア機能」です。肌の表面には、外からの刺激を防ぎ、内側の水分が逃げるのを防ぐしくみが備わっています。このしくみを理解すると、なぜ保湿が大切なのかが見えてきます。
角質層が水分を守っている
肌のいちばん外側にある「角質層」は、厚さわずか0.02mmほどの薄い層ですが、うるおいを守る重要な役割を担っています。レンガのように積み重なった角質細胞と、その間を埋める細胞間脂質(セラミドなど)が、水分を逃がさない構造をつくっているとされています。この構造が整っていることが、しっとりとした肌の土台です。
うるおいを守る3つの要素
角質層のうるおいは、主に3つの要素で保たれているとされています。細胞と細胞のすき間を満たす「細胞間脂質」、角質細胞のなかにある「天然保湿因子(NMF)」、そして肌の表面をおおう「皮脂膜」です。この3つがそろうことで、肌は水分を保ちやすくなります。秋は、気温の低下で皮脂の分泌が落ち着くため、このうち皮脂膜が薄くなりやすい季節といえます。
秋の保湿は、「与える」だけでなく「逃がさない」こと。肌がもともと持つバリア機能を、守り、支えるケアを。
バリア機能が揺らぐとどうなる?
乾燥や刺激、夏のダメージの蓄積などでバリア機能が揺らぐと、肌の水分が逃げやすくなり、外からの刺激も受けやすくなるとされています。カサつき、ごわつき、化粧品がしみるように感じる、といった状態の背景には、バリア機能の揺らぎが関わっていることがあります。だからこそ、秋のケアは「バリア機能を守る」視点が大切なのです。

CHAPTER 02 — MOISTURE IN PRACTICE うるおいを守る保湿の実践は?
保湿は、アイテム選びだけでなく「やり方」でも変わります。バリア機能を守るという視点から、秋の保湿ケアの実践ポイントを見ていきましょう。
洗浄で「落としすぎない」
保湿の第一歩は、実は洗浄にあります。洗浄力の強い洗顔料や、熱いお湯での洗顔は、肌に必要な皮脂やうるおい成分まで洗い流してしまうことがあります。洗顔料はしっかり泡立てて、こすらず泡で包むように。すすぎは、熱すぎない32〜34℃程度のぬるま湯で行いましょう。「落としすぎない」ことが、秋の乾燥対策の土台になります。
洗顔後は「時間との勝負」
洗顔後の肌は、水分が蒸発しやすい状態です。タオルでやさしく水気を押さえたら、できるだけ早く化粧水をなじませましょう。「洗顔後すぐ」を意識するだけで、うるおいの残り方が変わってきます。入浴後も同じく、早めの保湿を心がけてください。
「与える」の後に「ふた」をする
化粧水でうるおいを与えたら、乳液やクリームで「ふた」をすることが欠かせません。化粧水だけでは、与えた水分が逃げてしまいます。乾燥が気になるこの時期は、乳液に加えてクリームを重ねる、部分的にオイルを使うなど、うるおいを閉じ込める工夫を。皮脂膜が薄くなりやすい秋こそ、この「ふた」の役割が重要になります。
こすらない、叩かない
スキンケアの際、肌をこすったり強く叩いたりするのは、バリア機能への負担になります。化粧水も乳液も、手のひらでやさしく包み込むようになじませましょう。摩擦を減らすことは、いちばん手軽で効果的なバリア機能のケアです。

CHAPTER 03 — DON'T FORGET THESE 見落としがちな部位のケアは?
秋の乾燥は、顔だけの話ではありません。むしろ、顔以外の部位のほうが、ケアを忘れられがちで乾燥が進みやすいもの。全身に目を向けることが、秋冬を快適に過ごすポイントです。
- 手・指先水仕事や手洗いで、一日に何度もうるおいが奪われる部位。洗った後は、こまめにハンドクリームを。就寝前に少し厚めに塗るのもおすすめです。乾燥が進むとひび割れにつながることもあるため、早めのケアを。
- 唇皮脂腺がほとんどなく、もともと乾燥しやすい部位。リップクリームは横方向にこすらず、縦のシワに沿ってやさしく塗るのがポイントです。皮がむけても、無理にはがさないようにしましょう。
- ボディ(すね・ひじ・かかと)皮脂の分泌が少なく、乾燥しやすい部位。入浴後、体が温かいうちにボディクリームやローションを塗りましょう。ナイロンタオルでゴシゴシ洗うのは避け、手や柔らかいタオルでやさしく洗うのがおすすめです。
- 目もと皮膚が薄くデリケートな部位。クレンジングやアイメイクの際の摩擦に注意し、専用のアイクリームなどでうるおいを補うとよいでしょう。こすらないことがいちばんのケアです。
- 頭皮意外と見落とされがちですが、頭皮も乾燥します。熱すぎるお湯での洗髪を避け、シャンプーは指の腹でやさしく。かゆみやフケが気になる場合は、皮膚科に相談しましょう。
環境の湿度にも目を向ける
スキンケアだけでなく、過ごす環境の湿度も肌に影響します。空気が乾く季節は、加湿器を使う、洗濯物を室内に干す、濡れタオルを掛けるなどして、室内の湿度を保つ工夫を。暖房を使い始める時期になると、さらに乾燥が進むため、早めの対策が役立ちます。

CHAPTER 04 — FROM THE INSIDE 内側から乾燥に備えるには?
外側の保湿とあわせて、内側からうるおいの土台を支えることも、秋冬の乾燥対策では大切です。水分補給と、肌の材料となる栄養素の両面から整えていきましょう。
秋も水分補給を続ける
涼しくなるとのどの渇きを感じにくくなり、水分摂取量が減りがちです。しかし、体の水分バランスは肌のコンディションにも関わります。夏ほど汗をかかなくても、こまめな水分補給は続けましょう。温かい飲み物や汁物を取り入れると、体を冷やさずに水分を補えます。
肌の土台に関わる栄養素
肌の材料となる栄養素や、皮膚の健康維持に関わる栄養素を、秋の旬の食材からバランスよく補いましょう。
- たんぱく質(アミノ酸)肌の主成分であり、角質層のうるおい成分(NMF)の主成分にもなる栄養素。旬のさんまや鮭、大豆製品、卵などから毎食少しずつ。
- 良質な脂質細胞膜の材料となる栄養素。青魚、ナッツ類、アボカド、植物油などから。極端に脂質を減らす食生活は、乾燥が気になる季節には避けたいところです。
- ビタミンA(β-カロテン)皮膚や粘膜の健康維持に関わる栄養素。かぼちゃ、にんじん、ほうれん草などの緑黄色野菜から。
- ビタミンE体内のさまざまな働きに関わるとされる脂溶性ビタミン。ナッツ類、植物油、かぼちゃなどに含まれています。
- ビタミンB群・亜鉛皮膚の健康維持に関わるとされる栄養素。レバー、卵、魚、牡蠣、ナッツ類などから補えます。
プラセンタは「食事を補う」食品として
プラセンタは、肌の材料となるアミノ酸や、皮膚の健康維持に関わるとされるビタミンB群など、複数の栄養成分をバランスよく含む食品です。乾燥が気になり始める季節に、肌の土台となる栄養を一つの食品でまとめて補える、インナーケアの選択肢のひとつになります。
ただし、プラセンタはあくまで食品であり、医薬品や化粧品ではありません。「飲めば乾燥が治る」「肌がうるおう」といった効果を保証するものではなく、肌の材料となる栄養素を補う食品として活用するものです。乾燥対策の主役は、あくまで洗いすぎない洗浄、うるおいを与えて守る保湿、環境の湿度管理、そしてバランスの取れた食事といったケアと生活習慣。プラセンタはその土台を「補う」存在として活用しましょう。かゆみや湿疹など肌の不調がある場合は、皮膚科などの医療機関に相談してください。
秋の乾燥対策、4つの基本
1)洗いすぎない——ぬるま湯でやさしく、必要なうるおいを守る。2)与えて、ふたをする——洗顔後すぐの化粧水と、乳液・クリームで閉じ込める。3)顔以外も忘れない——手・唇・ボディ・目もと・頭皮のケアと、室内の湿度管理。4)内側から支える——水分補給を続け、たんぱく質・良質な脂質・ビタミン類を補う。

Q & A 秋の乾燥ケアに関するQ&A
Q. プラセンタを飲めば肌の乾燥が治りますか?
いいえ、プラセンタは食品であり、「乾燥が治る」「肌がうるおう」といった効果を保証するものではありません。プラセンタには肌の材料となるアミノ酸や、皮膚の健康維持に関わるとされる栄養素が含まれていますが、それは「栄養を補う」という意味です。乾燥対策の基本は、洗いすぎない洗浄、うるおいを与えて守る保湿、環境の湿度管理、バランスの取れた食事といったケアと生活習慣の積み重ねです。
Q. 化粧水をたくさんつければ乾燥は防げますか?
化粧水だけでは、与えた水分が蒸発してしまいます。大切なのは、化粧水でうるおいを与えた後に、乳液やクリームで「ふた」をすること。とくに秋は、気温の低下で皮脂膜が薄くなりやすいため、このふたの役割が重要になります。また、洗顔後はできるだけ早く保湿を始めることも、うるおいを守るポイントです。
Q. 顔以外で、とくに乾燥しやすい部位は?
手・指先、唇、すね、ひじ、かかと、目もと、頭皮などが乾燥しやすい部位です。とくに手は、水仕事や手洗いで一日に何度もうるおいが奪われるため、こまめなハンドクリームが役立ちます。唇は皮脂腺がほとんどなく、もともと乾燥しやすい部位。ボディは入浴後、体が温かいうちに保湿するのがおすすめです。
Q. お風呂の温度は乾燥に関係しますか?
はい、熱すぎるお湯は、肌に必要な皮脂やうるおい成分を洗い流してしまうことがあります。乾燥が気になる時期は、38〜40℃程度のぬるめのお湯にしましょう。洗顔のすすぎも、32〜34℃程度のぬるま湯がおすすめです。また、体を洗うときはナイロンタオルでゴシゴシこすらず、手や柔らかいタオルでやさしく洗うことも、乾燥対策になります。
Q. 保湿しても乾燥やかゆみが続くときは?
ていねいな保湿を続けても、カサつきやかゆみ、赤み、粉をふくような状態が改善しない場合は、皮膚の疾患が隠れている可能性もあります。かき壊すと悪化することもあるため、自己判断やサプリメントに頼らず、皮膚科などの医療機関に相談されることをおすすめします。乾燥が本格化する前の早めの受診が、秋冬を快適に過ごすことにつながります。

FOR YOUR DAILY CARE 毎日の栄養補給にCELL CELLAR PREMIUM
毎日の食事に加えて、手軽に栄養補給を始めてみたいという方には、CELL CELLAR PREMIUM(セルセラ プレミアム)がおすすめです。ニュージーランド産の羊プラセンタを使用し、肌の材料となるアミノ酸やビタミンB1、ビタミンB2、亜鉛酵母をバランスよく配合。乾燥が気になり始める季節の肌の土台を、内側から支える栄養補給を手軽にサポートします。
羊のアミノ酸構成は人が必要とするアミノ酸構成に近いとされており、ニュージーランドの自然豊かな環境で育てられた羊の原料を、NZ食品安全局の認可を受けた工場で丁寧に加工しています。原料の品質と安全性にこだわって作られた、毎日続けたい方のためのプラセンタです。
1日の目安量を、お好みのタイミングで水またはぬるま湯とともにお召し上がりください。外側の保湿ケアと並ぶ、毎日のインナーケアのパートナーとしてご活用ください。肌の不調が続く場合は、まず医療機関に相談されることをおすすめします。
CLOSING NOTES まとめ
秋の乾燥対策で大切なのは、「うるおいを与える」ことと同じくらい、「うるおいを逃がさない」こと。肌の角質層には、細胞間脂質・天然保湿因子・皮脂膜という3つの要素で水分を守るバリア機能が備わっていますが、秋は気温の低下で皮脂膜が薄くなりやすく、空気の乾燥も加わるため、うるおいが逃げやすい季節です。
実践のポイントは、洗いすぎないこと(ぬるま湯でやさしく)、洗顔後すぐに化粧水をなじませ乳液やクリームでふたをすること、こすらないこと。そして、手・唇・ボディ・目もと・頭皮といった顔以外の部位や、室内の湿度にも目を向けること。内側からは、水分補給を続けながら、たんぱく質・良質な脂質・ビタミン類を補いましょう。プラセンタは、こうした栄養素を一つの食品でまとめて補えるインナーケアの選択肢のひとつ。ただし、乾燥を治す効果を保証するものではなく、あくまで食事を補う食品としての位置づけです。
乾燥が本格化する前の今こそ、ケアを整えるタイミング。バリア機能を守る視点で、外側と内側の両輪から、うるおいのある肌で秋冬を迎えましょう。かゆみや湿疹など肌の不調がある場合は、皮膚科などの医療機関にご相談ください。
