サプリの飲み忘れ率調査!みんなどのくらい忘れてる?

はじめに

サプリメントを購入したものの、「つい飲み忘れてしまう」「気づいたら棚の奥で眠っている」なんて経験はありませんか?実は、多くの方がサプリメントの飲み忘れに悩んでいるのです。今回は、サプリメントの飲み忘れ率に関する調査データをもとに、みんなの実態と続けるためのコツをご紹介します。

 

 

サプリメント利用者はどのくらいいるの?

まず、日本人のサプリメント利用状況を見てみましょう。

厚生労働省の調査によると、日本人のサプリメント利用率は男性が約22%、女性が約28%となっています。特に女性では、50代から60代の利用率が高く、約3割から4割の方がサプリメントを活用しています。

別の調査では、サプリメント利用者の約62%が「1日1回」、約21%が「1日数回」摂取していると回答しています。つまり、日常的に栄養補給を意識している方が多いことがわかります。

 

 

実際の飲み忘れ率はどのくらい?

気になる飲み忘れ率ですが、サプリメント定期購入者を対象としたアンケート調査では、飲み忘れても「特に気にしない」と答えた方が約74%、「翌日多めに飲む」と答えた方が約10%という結果が出ています。

この数字から読み取れるのは、多くの方が飲み忘れを経験しているものの、過度に気にせずマイペースに続けているということです。

みんなの飲み忘れパターン

サプリメントを飲み忘れてしまう主なパターンとしては、以下のようなケースがあります。

  • 忙しい朝にバタバタして忘れてしまう
  • 出張や旅行でいつもと違う環境になると忘れる
  • 週末など生活リズムが変わると飲み忘れる
  • 置き場所を変えてしまい、目に入らなくなる

 

 

なぜサプリメントは続けることが大切なの?

サプリメントは医薬品ではなく、栄養成分を補う目的で摂る「食品」です。食事と同じように、毎日の積み重ねが大切になります。

特に、水溶性の栄養素は体内に長く留まることができないため、継続的な補給が推奨されています。1日や1週間程度で何かが変わるものではなく、長期的な視点で日々の栄養バランスをサポートするものと考えましょう。

効果的な継続期間の目安

多くの専門家は、サプリメントの栄養補給効果を実感するために、最低でも3ヶ月程度の継続を推奨しています。もちろん、これは個人差があり、体質やライフスタイルによって異なります。

 

 

プロ実践!飲み忘れを防ぐ5つのコツ

それでは、実際にサプリメント愛用者が実践している飲み忘れ防止法をご紹介します。

1. 定位置を決めて目につく場所に置く

最も効果的な方法は、サプリメントを目に入る場所に置いておくことです。食卓やデスクなど、1日のうちで最も長くいる場所に定位置を作りましょう。

キッチンのカウンター、洗面所、ベッドサイドなど、毎日必ず立ち寄る場所がおすすめです。

2. 習慣とセットにする

朝食後、歯磨きの前、仕事を始める前など、いつもしている習慣とセットにすると飲み忘れにくくなります。

例えば、「朝食を食べたら必ずサプリメント」「夜のスキンケアの後に飲む」など、すでに習慣化していることと組み合わせることで、自然と続けやすくなります。

3. アラームやアプリを活用する

スマホのアラーム機能を使って、一定の時間にお知らせを設定する方法も有効です。最近は、摂取記録をつけられる便利なアプリもあります。

4. カレンダーにチェックする

飲んだ後にカレンダーや手帳にチェックマークをつけると、飲み忘れを防げるだけでなく、継続のモチベーションにもなります。

シールを貼る、マークをつけるなど、自分が楽しく続けられる方法を見つけましょう。

5. サプリメントケースを活用する

自宅、会社、ポーチなど複数の場所に小分けにしておくと、目に入った時にサッと飲め、飲み忘れが少なくなります。

ただし、長期間の保存には向いていないため、2〜3日分程度を持ち歩くようにしましょう。

 

 

もし飲み忘れてしまったら?

誰でも飲み忘れることはあります。そんな時はどうすればいいのでしょうか?

サプリメントは食品なので、医薬品のような厳密な用法・用量はありません。ただし、飲み忘れた分を翌日にまとめて摂取しても、すべての栄養素が効率よく活用されるわけではありません。

水溶性の栄養素は過剰に摂っても尿中に排出されてしまうため、まとめて飲んでも意味がないのです。

飲み忘れた時の対処法

  • 気づいた時点で1日分の目安量を摂取する
  • 翌日から通常通りの量に戻す
  • 過度に気にせず、継続することを優先する
  • 飲み忘れた分を取り返そうと多めに飲まない

大切なのは、「毎日適切な量を続けること」です。1日や2日忘れてしまっても、そこから再開すれば問題ありません。

 

 

継続のモチベーションを保つために

サプリメントを続けるためには、モチベーションを保つことも大切です。

明確な目標を持つ

「なりたい自分」をイメージして、具体的な目標を持ちましょう。「元気に毎日を過ごしたい」「バランスの良い栄養補給をしたい」など、自分なりの理由を持つことが継続の原動力になります。

体調の変化をメモする

体調の変化など気になることがあったら簡単にメモしておくと、継続のモチベーションになります。

ノートやスマホのメモ機能を使って、気分や体調を記録してみましょう。

定期購入を活用する

定期便で毎月送られてくるようにすると、買い忘れを防げるだけでなく、飲み忘れてしまうとどんどん溜まっていくため、意識的に飲むようになります。

 

 

まとめ

サプリメントの飲み忘れは、多くの方が経験していることです。調査によると、飲み忘れても気にせずマイペースに続けている方が大半を占めています。

大切なのは、完璧を目指すことではなく、自分なりのペースで無理なく続けることです。目につく場所に置く、習慣とセットにする、アラームを活用するなど、自分に合った方法を見つけて実践してみましょう。

サプリメントは、毎日の食事だけでは不足しがちな栄養素を補う食品です。バランスの取れた食事を基本に、サプリメントを上手に活用して、健康的な毎日をサポートしていきましょう。